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ダニエル・キイス Daniel Keyes 既読書籍
004 | 眠り姫(上)(下) | 003 | ビリー・ミリガンと23の棺(上)(下) |
002 | 24人のビリー・ミリガン(上)(下) | 001 | アルジャーノンに花束を |
1927年アメリカニューヨーク州生まれ。17歳で船員として勤務後、ブルックリンカレッジで心理学の学士号を取得。最終的に英米文学の修士号を取得。雑誌やコミックの編集を手がけながら作品も執筆。1959年に「アルジャーノンに花束を(中編)」でヒューゴー賞を受賞し作家デビュー。代表作に「アルジャーノンに花束を」「五番目のサリー」「24人のビリー・ミリガン」など。2014年86歳で没(Wikipediaより引用 2025年) |
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004 | 眠り姫(上)(下) |
制作中 |
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003 | ビリー・ミリガンと23の棺 (上)(下) (ダニエル・キイス文庫) |
解離性同一性障害(多重人格)者で現在も健在なビリー・ミリガン氏は、作家ダニエル・キイスの「24人のビリー・ミリガン」(1981年)によって世界に広く紹介されました。この作品はそのノンフィクションの続編で最後に自由の身になるまでを緻密な取材を元に記録として書かれています。 ビリー・ミリガン氏は、1955年生まれで、子供の頃に義父から性的虐待を受けており、その頃から多重人格が形成されたようです。そして大人になってからはいくつもの重大な事件を引き起こし、刑務所にも入れられていますが、その都度ころころと人格が変わるため、割と早くから解離性同一性障害と一部の学者には認定されました。 しかしこの本の出来事が書かれている時代(1980年代半ば)は、現在ほどはまだこの病気がよく知られていなかったのと、学者以外の例えば刑務所の刑務官や介護人、裁判所の法律家、政治家などには「信用できない」「俺は騙されない」などと長く疑い続けられます。 彼の人格は種類が多いのが特徴的で、他の人格のことは一切わからないビリー(基本的人格)、8歳のデイヴィッド、14歳のダニー、縄抜けの名人トミー、唯一タバコを吸うアレン、犯罪を好むケヴィン、レズビアンのアダラナ(女性人格)、イギリス訛りのアーサー、暴力的なレイゲン、失読症のクリスティーン(女性人格)、ユダヤ教徒のサミュエルなど合計23人の人格を持っていることが判明しています。 この23の棺では、精神病と診断されながらも、よき理解者と引き離され、引き起こした事件の凶悪性と、政治的な理由によりその治療設備が十分とは言えない曰く付きの刑務所へと移されてからのことが細かく書かれています。 起きた事実を微に入り細に入り文章に起こすのは、記録としてはいいのでしょうけど、こういう読み物にはどうも合いません。というのもビリー自身に他に22の人格があり、収容される場所により担当医や所長、介護人がいて、法廷では検事や裁判官、弁護士がいて、さらに同じ入院仲間がいるわけで、登場人物が多すぎて混乱の極みです。 さらには複数の治療薬の名称が出てきて、それがどういう効果を及ぼすかなど、いちいち細かく知っておく必要があるとは思えず、そういった名前や固有名詞だらけで多くの行が埋まってしまっています。 なので、この本を読んでいると、まるで聖書か哲学書のように、数分で強力な睡魔が襲うことになり、ちょっとどうかなと思った次第です。 もっともこの本は小説ではなく、一人の解離性同一性障害者の苦難の記録として、起承転結や場面を盛り上げるような必要もなく、淡々としたものだと最初から理解しておくべきなのでしょう。 ダニエル・キイスが書いた本では、フィクションの小説でデビュー作「アルジャーノンに花束を」を最初に読みましたが、ものすごく感動したことを思い出すます。まだ読んでいない人は、こちらは一度は読んでおいて損はない小説です。 6月後半の読書 2012/7/4(水) |
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002 | 24人のビリー・ミリガン |
1977年、ビリー・ミリガンはオハイオ州で連続レイプ犯として逮捕された。 だが本人にはまったく犯行の記憶がなかった。 精神鑑定の結果、彼の中に複数の別人格が存在し、 犯行はそのうちの1人によるものだという驚愕の事実が明らかに……。 『アルジャーノンに花束を』で知られる作家ダニエル・キイスが、 本人への数百回に及ぶインタビューや関係者の証言をもとにビリーの内面の葛藤を描き出し、 「多重人格」という障害を一躍世に知らしめた傑作ノンフィクション。 (上巻)2005/06/23(下巻)2005/06/28読了 |
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001 | アルジャーノンに花束を |
32歳になっても幼児なみの知能しかないチャーリイ・ゴードン。そんな彼に夢のような話が舞いこんだ。大学の先生が頭をよくしてくれるというのだ。これにとびついた彼は、白ネズミのアルジャーノンを競争相手に検査を受ける。やがて手術によりチャーリイの知能は向上していく……天才に変貌した青年が愛や憎しみ、喜びや孤独を通して知る人の心の真実とは? 全世界が涙した不朽の名作。 2000/05/19読了 |
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